ここは退屈迎えに来て
原作山内マリコの小説のファンという事で舞台挨拶付きの映画を週末見に行った。
思春期特有の毎日がかったるくて全てがダサく見えて将来に不安を覚えながら何をすればいいか分からなくてイライラして小さな世界のヒーローを崇める自分が嫌なのにそこから抜け出せそうもなくて…冷静に描かれたこの青春小説に心を持って行かれた。まさに私の中学時代を表しているようだったから。以来山内マリコの小説は大体読んでいる。他の小説も面白いけどやはりこのデビュー作が1番だと思う。
映画を批判するつもりはない。けど求めていた懐かしい切ない感情が湧き上がってくることは残念ながらなかった。だけど良かったのはフジファブリック。主題歌のイントロなんてまさにこの小説の世界観を表している。これでもかというくらい合う。
この映画の中で皆が各々歌うこの曲も良い。門脇麦が叫ぶようにこの曲を歌うシーンが個人的にハイライト。フジファブリックはこのモテキの主題歌と、 なにかと夏に流れるこの曲くらいしか知らなかった。好きなバンドになりました。
30代になっても未だにどうしようもなく嫌になる時があってそれは周りに対してというよりその事態もひっくるめての自己に対してであり自己に期待する分そこから逸脱した時に自分の中で振り切れる。今日は久しぶりに逸脱に振り切れて私の中から謙遜という言葉が消えてしまった。情けなくて家に帰って劇中の門脇麦のように大声で歌った。自分への慰めと反省は済んだ。
さよなら今日。
お弁当作りを
そろそろ復活しよう。そして好ましい料理写真が撮れない。がしかし料理する宣言から一年経つまでは成長を可視化するため発信し続けます、かしこ。
チキンソテーは実家では一度も出てこなかった。何故なら父がチキンが好きじゃないから。
左端の長ネギと玉子炒めは崇拝する有元葉子さん本より。存在感なく写るそのお隣はレンコンのバルサミコ炒め。バルサミコ酢の活躍の場を…チキンのトマト煮のお隣はすった長いもにだし汁や卵を入れて焼いたもの。イメージは明石焼き。
野菜が余ればお得意の中華丼。かアーリオオーリオ。
茹で野菜にキノコの中華あんかけ。そのお隣は白菜とパクチーの浅漬け。ちなみにもち麦4白米5.5雑穀ブレンド0.5で炊いています。今日は大量のセロリを消費したい。というわけでセロリと豚コマのきんぴらを。そして青椒肉絲。
水曜に引いた風邪がなかなか治らない。鼻水が永遠に出続ける。困った。
新卒から
勤めている会社が先日大手町に移った。1年目は通勤時間がドアツーで1時間40分。その内乗り換え2回。今じゃドアツーで1時間しかも直通。こんな通勤ライフが来るのは想像しなかった。そもそも結婚も子供もキャリアも大学時代にあまり想像しなかったな。漠然とこんなことやりたいと思う事は中学生からあったけど結局全く違う仕事をしている。私は結構考える人間だと思ってたけど記憶を辿るとそんなこともないんだなと気付いてしまった。
さて2018年度も後半がスタート。会社の移転とか、上半期終了とか、そういう節目は私自身も切り替えスイッチになります。ここ数ヶ月もやんと考えていた事を漸く上司に話し、先輩と話し、進む道も少し見えて後半が始まろうとしております。
最近この曲ばかり聴いている。アヴィーチー。
眠い目を
こすりながらフィールサイクルへ。再来週以降通勤ルートが変わるので朝活は本日が最後。なんて頻繁に朝活してるように書きましたが私が覚えている限りこの2年で4回だけです。たったの。
日曜の夜。和風ハンバーグ。
昨晩は豚バラの焼き飯。広尾の賛否両論の笠原さんのレシピより。黒胡椒をこれでもかというくらい振った。豚汁も漸く食べきる。
にしても眠い眠すぎる。社会人なのに朝に1日のエネルギーの半分を使おうとしている。こんなんでいいんだろうか。でも朝の空見たらやっぱ良いな。
秋になると
ラッドウィンプスが聞きたくなる。でもそれはただ単にこの曲のせい。
『夏』ってだけでキラキラしてた あの気持ちが好きなの「もう少しだけここにいさせて」そんな顔で僕見るの
本物よりもリアルに見えた あの魔法はもう解けた
けどギュっとすればキュンとなるあれは 夏のおかげなんかじゃない
夏の良さをうまく伝えている。一昨年の夏、Mステで流れた前前前世を見て、心奪われ、その時初めてラッドウィンプスを知った。ああいう感覚は願ってもなかなかやってこない。現にあれ以来ない。当時新海誠×野田洋次郎の対談本を結構読み漁って、その中でも、ミュージシャンである彼に映画監督の新海さんが何度も曲のやり直しを依頼し、その度に野田氏がコンチクショーとなりながらも監督からオッケーが出てもなお良いものを作ると、数十回意見を往復しながら一年半かけて君の名はの音楽を作った、という話がとても好き。確かに君の名はのアルバム全曲素晴らしいし、前前前世は心が震える。
さて今週は冷蔵庫の食材くんたちに活躍の場を与えられなかった。レタスなんて丸々一個ある。週末にいそいそ料理。金曜の夜はピーマンの肉詰め中華味。昨晩は先週に引き続き豚汁と牛肉玉ねぎ炒め定食。
そして今週はこれを読んだ。
読んでおくべき一冊だろうと思い、買った。風変わりだった。謎は序盤から書かれていたけど概要が掴みきれず最後までソワソワした。翻訳特有の分かりづらさも含め味わい深いというか、書かれている行動や言葉の1つ1つに意味があるんだろうなと思うと再読したくなったけど、カッコつけて後輩にあげたんだった。てへ。